全波整流化してバッテリー積んでドラレコやらつけてるせいで配線が増えて左サイドカバーの中がごちゃごちゃになってます。全波整流化して5年ほど経ちましたが、分配ターミナルが劣化して割れそうになっているので、ちゃんとした電源ターミナルに交換します。
デイトナのアクセサリ電源ターミナル、D-UNITで配線スッキリさせようとしましたが結果はご覧の有様です。
まぁ壊れかけの部品がちゃんとしたものになったので気分はスッキリしました!
(そういうことになっている)
なお今回の内容ですが、純正のバッテリーレスなエイプには特に効果はないと思います。
左サイドカバーの中はこんな感じ
私のエイプですが全波整流化してバッテリー積んでドラレコやらUSB充電器やらつけてるせいで配線が増えて、行き場がないので左サイドカバーの中に突っ込んでいます
アレコレ分岐させたり接続したりでギボシ端子だらけになってますが、この中のエーモンの分配ターミナルが分解寸前まで劣化してしまっています。この分配ターミナル、本来はアース端子を増やすためのものなんですが、アース分配できるならプラスも分配できるよねということで、プラス分配用とマイナス分配用の二つを二階建てにして使っていました。
2018年ごろに全波整流化したのでそれから約6年近く、まぁ持った方と言えるでしょう。とにかく、これが分解してしまうと端子がむき出しになってどこでショートしたりするかわかったものではないのでちゃんとした電源分配ターミナルに交換することにしました。
デイトナ アクセサリー電源ユニット D-UNIT+(常時電源あり)
購入したのはデイトナのアクセサリー電源ユニット、D-UNIT+です。常時電源の有無や防水性でいくつかバリエーションがありますが、今回購入したのは常時電源ありのD-UNIT+です。
寸法は、幅85mm、奥行42mm、高さ24mmで、バッテリーにつなぐケーブルは太くて5sぐらいあります。まぁアクセサリ20A、常時電源で20Aとれるのでこれぐらいの太さのケーブルが必要になるんでしょう。
このぐらいの大きさであれば、エイプの左サイドカバー内に取り付けることができます。実際取り付けてみた様子はYoutubeに投稿しているので見てください。
で、実際取り付けてみたんですが、ケーブルの取り回しがしっくりきません。左サイドカバーからバッテリーまでケーブルは十分に届くんですが、ちょっと長めでどうやって収めようかかなり悩みました。ケーブル切ればいいんでしょうけど、これ5sqもあるから端子加工ができないんですよね・・・。また新たに工具を買ってくるものメンドクサイ。
デイトナ アクセサリー電源ユニット D-UNIT(常時電源なし)
あーでもないこーでもないと悩んだ挙句、結局別の電源ユニット購入しました。
こちらは常時電源がないタイプで、寸法は常時電源ありのタイプと同じなのでそのまま取り付けできます。そしてケーブルの太さは14AWG、約2sqとなっています。この太さならば加工も手持ちの工具でできます。
大雑把な回路図と取り付け
で、実際どういう風に配線するかですが、当初考えていた配線ではうまくいかない部分があったりそもそもスペース考えてなかったりと、作業を進めるほど無計画っぷりがあらわになり、最終的に現物合わせで以下のようになりました。
回路図
D-UNITをバッテリー直結にすると、ユニットに流れる電流が電流計を流れないので正確な値が図れません。この電流計は電装系に異常がないか充放電電流を監視しているので、電流値は正確に測りたいところ。そのため、バッテリー直結はやめて、電流計の直後にD-UNITを接続することにしました。
また、ドラレコもD-UNITからの常時電源出力がなくなったので今まで通りのつなぎ方です。ホントは専用スイッチつけたかったんですが、作業してみたらそんなもん取り付けるスペースないということに気が付きましたので、今まで通りメインSWでON/OFFとなります。まぁ、カスタムは計画的に行いましょう。
ACC線の配線
それはともかくとして取り付けと配線を行っていきます。キースイッチでONする配線に、D-UNITの配線(ACC線)を接続してやる必要がありますが、ちょうどいい配線がシート下にあります。
シート下の後ろ側、フレームの上にテールランプやリアウィンカー関連の配線が来ています。この中の、車体側が黒の配線がテールランプの電源線になります。テールランプはキースイッチONで点灯するので、D-UNITのACC線をつなぐのにもってこいの配線です。車体側のギボシに割り込ませて背と属しました。
ヒューズ交換
また、D-UNITのなかのヒューズも使用する機器に合わせて交換しておきましょう。私は、右がヘッドライト電源なので3A、中央の空き端子は予備もかねて3A取り付け、その左側はUSB充電器で2A、一番左のM6端子は不使用なので取り付けませんでした。
ちなみに、D-UNITで使用するヒューズは低背ヒューズです。5Aまでなら品揃えのいいホムセンとか自動車用品店にあるんですが、3Aとか2Aは見たことがないです。となると、通販で買うしかないんですがこういう小物を1個2個買うと送料がバカにならないので、名古屋は大須にある電子部品屋で買ってきました。
電気街としての大須も、いまでは店も少なくなっているようで、結局1店舗しか取り扱いがありませんでした。大阪の日本橋とかもいまどーなってるんだろ。シリコンハウスもだんだん売り場面積減らしてたし・・・
取り付けと配線整理
取り付けはサイドカバーのこの位置にしました。ここならカバーに接触せずに取り付けられるためです。というか、この位置じゃないと納めきれないような気がする・・・
あとは配線して整理までしたらこんな感じです。
・・・実にスッキリしましたね!(してない)
私も不思議なんですがなぜか配線が増えてしまいました。まぁ成り行き現物合わせでやったらこんなもんか・・・
まぁ、壊れかけの部品がまともなものになったので気分はスッキリしました(しました!)
配線の整理に使えるダイソーの便利アイテム その1
配線の整理に使ってる便利アイテムを紹介したいと思います。ダイソーのコードフック クッション付き 中サイズです。壁にこのフックを張り付けて、そこにケーブルを固定する固定具です。クッションついてるので振動の多いバイクでもケーブルへのダメージが軽減できる、と思います。クッション付きの両面テープがついていますが、耐候性は期待できないので車体用の耐久性のある両面テープで貼り付けています。
こんな感じで配線を押さえるのに使っています。浮かせっぱなしにしてると振動でいつの間にかスレたりしてるんですよね・・・
配線の整理に使えるダイソーの便利アイテム その2
裏表両面使えるタイプの面ファスナー結束バンドも結構使えます。こんな感じに配線を複数本束ねておき、車体側にも面ファスナー(マジックテープ)を張り付けておけばそれに固定できます。最近のダイソーでも30mm角ぐらいの面ファスナー見かけるようになったので、簡単に作れると思います。
カバーを取り付けてみたところ
配線整理したら配線でパンパカパンなサイドカバーにカバー取り付けたら完了です。配線でパンパカパンですが、押し込んでる感じはなく、無理なく収めることができました。意外と入るもんですね。
あとは、キースイッチONにしたり、エンジンかけてみたりして各部の点灯確認を行い問題がないか確認しておきましょう。
・・・サイドカバーの中もそうなんですが、シート下、エアダクト周りもギッチギチなんですよね。こんなんでも走る分には問題ないようなんですが、ここまでギッチギチだと燃調にも影響しそうな気がしなくもないです。ただ、純正ダクトの開口部の小ささを考えるとこれでも問題ないなかなとも思います。
あと、レギュレータの冷却が追い付いてるのかどうかも気になるところです。前側の方にあるので走行風が十分当たるかなと思うんですがどうなんだろ。約6年これで走ってきてるから大丈夫という気がしますが、もうこれ廃盤で同じのが手に入らなさそうなんですよね。どうしようか。
配線についてはいい方法があればスッキリさせていきたいところです。今回は壊れかけの部品がまともになったということでやってよかったと思います。自動車王国の渋滞地獄にうんざりしていますがまだまだ元気に走り回ってほしいところです。
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