【Youtube】車用バッテリーでつくったポータブル電源であれこれやってみる

小ネタ
車用バッテリーで自作したポータブル電源であれこれやってみる
作ったものの時期が遅すぎて今シーズンの活躍を逃してしまった車用バッテリーを使用した自作ポータブル電源を有効活用すべく、あれこれやってみますやってみて、ポータブル電源は案外ガレージ作業と相性がいいんじゃないかと思います。素人整備です。作業を行...

ポータブル電源があるとガレージ作業が便利

作ったものの時期が遅すぎて今シーズンの活躍を逃してしまった自作ポータブル電源を有効活用すべくあれこれやってみます。
作った自作ポータブル電源は以下の記事のものです。

【Youtube】車用バッテリーで扇風機動かすポータブル電源自作する
市販のポータブル電源がオーバースペックすぎるので、車用のバッテリーとインバーターを組み合わせてポータブル電源を自作しました。屋外で電源のない場所でも扇風機を使うことができるので、真夏のメンテナンスが楽になります。

やってみて、案外ポータブル電源はガレージ作業と相性がいいんじゃないかと思います。

1.バッテリー充電

バイク用のバッテリー充電器で高級機種になると、バッテリーを車体に積んだまま充電器と接続できるサブハーネスがついたものがあります。それを見てひらめきました。

私のエイプは全波整流化してバッテリーを積んでるんですが、家で充電するときはいちいちシート外したりして取り外さないといけない状態です。なので、バッテリーを車体に積んだままで充電器が接続できるようカプラー追加して分岐できるようにしました。

分岐のカプラー追加

もう単純にカプラー追加しただけなんですが、この程度でも作業がしやすくなりますね。
そしてバッテリーへの充電はポータブル電源を使います。

ポータブル電源でエイプのバッテリーを充電

ポータブル電源のインバーターにバッテリー充電器接続してバッテリーします。ポタ電使うとか効率悪いような気もしますが、エイプのバッテリーに対してポタ電のバッテリーが十分な容量なので問題ないと思います。駐輪場と部屋が距離あるので、バッテリーを取り外す手間考えるとこっちの方が楽ですね。

オイル交換とかチェーン清掃の時に2~3時間ぐらい接続して充電しています。エイプの電圧計見てても走行中に充電はできているので、しばらく乗らないときの補充電みたいな感じです。

また、ポータブル電源でハンダゴテも使えます。

ポータブル電源のインバーターにダイソーのハンダゴテをつないでいます

電源周りの配線なので、ギボシ端子つけた後ではんだ付けして補強しています。使ったハンダゴテはダイソーで買ってきた30Wのハンダゴテです。配線加工で使うハンダゴテであれば30Wで十分ですし、このくらいであれば100W程度の安物インバーターでも使えると思います。

あと、副次的な効果としてバッテリーの電圧チェックも簡単にできるようになります。カプラー分割したらテスター突っ込むだけですが、電圧チェックもやりやすくなりました。

2.高圧洗浄機

エイプを洗車するときは、コーナンで買ってきた蓄圧式スプレーボトルを使ってました。取り回しはいいんですが、水の容量少ないうえにポンプを40~50回ぐらい上下させないと必要な水圧が出ないのが欠点です。

最近だと車の洗車用フォームガンとかいろいろ出てきたのでAmazon眺めてたら、車のシガーソケットで使える洗浄機を見つけたので購入しました。

シガーソケットを配線加工

ポータブル電源にシガーソケットを取り付けます。なるべく太いケーブルのシガーソケット延長ケーブルを購入し、適当な長さに切り落として配線加工しています。

高圧洗浄機のシガープラグを取り付けたソケットに接続して使用

取り付けたシガーソケットに高圧洗浄機のシガープラグを接続して使用します。使ってみると、水の勢いが結構あります。Youtubeに動画を上げてるので見て下さい。

スプレーボトルとは全然違いますね。ポンプの駆動音もうるさくはないです。ただ、高圧洗浄機、というほど水圧は高くないです。まぁDC12Vで動くポンプなのでこんなもんかなぁと。そしてノズルの水流がストレートかスプレーのみで、シャワーがないのが物足りないですね。この手のノズルはホームセンターの園芸用品コーナーでよく見るので、近いうちにノズル交換してシャワーもできるようにしたいです。

でも駐輪場と部屋が離れていて電源を持ってこれないので、そんなところで使える洗浄機なので便利です。ポータブル電源で動くので、バイクとかの洗車以外にも車の洗車にも使えます。車の場合は、社内のシガーソケットに接続して動かそうと思ったらバッテリー上りが気になっておちおち使えないと思いますが、ポータブル電源があれば車のバッテリー上りを気にしなくても使用できますね。

端子ほぼむき出しのスパルタン仕様

ただ、このポンプは端子がほぼむき出しなのがヤバいです。水がかからないようになにかしらカバーをつけてやらないと怖くて使えません。いちおう、シガープラグにヒューズはついているんですが、漏電しないに越したことはないです。ポタ電のNFBは漏電検知機能ないヤツなので、短絡しないと動かないでしょうし。このへんも何とかしないといけませんね

3.ハンディークリーナー

ハンディクリーナー

ドンキで安売りしていた車用のハンディークリーナーです。もともと、一人暮らしなら掃除機いらないんじゃね、と思って何年か前に掃除機処分してフローリングワイパーやハンディーモップで掃除してました。実際、それで十分なんですが、たまに掃除機が欲しくなる時があります

エアコンのフィルターとか扇風機のガードとかキーボードや家具の隙間とか、そういうところにたまったホコリをとるのには、やっぱりスプレーダスターで吹き飛ばすなり掃除機で吸い込むなりした方がやりやすいんですよね。だからと言ってわざわざ家庭用掃除機買うのもなんだかなぁ、デカから場所撮るし、と思ってたところにドンキで安売りしてた車用ハンディークリーナーを見つけました。

このハンディークリーナー、面白いのが中のフィルターがステンメッシュなんですよね。他ではあまり見ないタイプです。よくあるペーパーフィルターだと、替えが手に入るか不安なのでまずそこから調べてしまいますが、コイツなら長く使える上に丸洗いまでできるので、使用頻度高くても長いこと使えそうなので買いました。あと、150ワットの高出力の割に静音モデルうたってるのも面白いところです。

実際動かしてみて、動作音は思った以上に静かです。ただし吸引力はどうなんでしょうか。ポータブル電源のメーター読みだと52ワットぐらいなんですよね。でもまぁエアコンフィルターとか扇風機のガード掃除するぐらいなら特に不満はないです

あと、ステンメッシュフィルター意外と優秀ですね。掃除してフィルターにホコリがどっちゃりついた後でも、ブラシで軽く払って水洗いしたらあっさりきれいになりました。意外と目が詰まってるんですよねこのフィルター。細かいホコリもキッチリとっています。ただ、このハンディークリーナー液体も吸い込めるらしいんですが、さすがに液体吸い込んだら水気がフィルター通り越してモーターまで回りそうです。ダストカップの中にうまいこと残ればいいんですが、なんか怖いので液体吸い込むのは無理ですね。

私は部屋の掃除でしか使いそうにないんですが、これ当然ながら車でも使えます。車で使う場合は、バッテリー上りが気になってエンジンかけながらの使用になりますが、ポータブル電源があればそんなこと気にせず使えるので便利です。

まとめ

ポータブル電源であれこれやってみたんですが、ポタ電は意外とガレージ作業と相性がいいです。夏場に扇風機動かしたりするだけではなく、ハンダゴテ使えたりバッテリー充電できたり高圧洗浄機で洗車できたり。ガレージとか自宅の庭先とかに止めているのであれば、電源も確保しやすいんでしょうが、部屋と駐輪場が離れている場合ポータブル電源あればそこらへんも解決できます。

また、グラインダーとかの電動工具も使えそうですね。サビ落としとかフレームやホムセンで買ってきた素材の加工なんかができすようになります。ただ、AC電源を使うグラインダーとかの電動子具の場合、消費電力が大きいものになります。それにモーター使う不可なので、記載の消費電力以上の電力を使用する場合があります。

それを考えると、いまのポタ電で使っている700Wよりもワンランク上の、1,000ワットクラスのインバーター使った方が安心ですね。

なんにせよ、ポータブル電源とガレージ作業の相性がいいというのはおもしろい発見でした。

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