【Youtube】エイプにドライブレコーダー取り付け【AKEEYO AKY-958N】

エイプカスタム
【ドラレコ】エイプにドライブレコーダー取り付け【AKEEYO AKY-958N】
サツバツマッポーな世の中を乗り切るためエイプにドライブレコーダーつけていますが古くなってきたので新しいドラレコに交換しました。新しく取り付けたのは AKEEYO AKY-958N です。新しくなって画質が向上したのはいいのですが、アプリの使い勝手や衝撃検知と本体取付姿勢、録画データの上書き問題を考えると星2つです...

サツバツマッポーな世の中を乗り切るためエイプにドライブレコーダーつけていますが古くなってきたので新しいドラレコに交換しました。

取り付けたのは AKEEYO AKY-958N です。

注意事項!

エイプでこのドライブレコーダーを使うには、バッテリーが必要です。

AKEEYO AKY-958N

  1. 本体は防水対応、モニタレスでコンパクトなのでサイドカバー内にも設置できる
    • 本体がコンパクトなので、エイプのサイドカバー内にも設置できます。
      SDカードの交換まで考えると、シート下設置より楽です。
      (ただし取付姿勢の問題が出て最終的にはシート下に設置しました)
      また、本体が防水なのでサイドカバー内設置なら雨の中走っても大丈夫です。
  2. 2台のフルHDカメラで前後同時録画、音声録画もできる
    • やはり前後同時録画は不要なトラブル回避のために必須だと思います。
      カメラ性能も、前後ともフルHD、HDR対応なので画質も値段の割に十分だと思います。
      画質を求めるのであればこれよりいいものはあると思いますが、値段が上がるのでこれぐらいでバランスがいいと思います。
      また、音声録画もできるのでアオリ運転とかの交通トラブルでも安心です。
  3. スマホと接続でき、カメラの位置調整や録画データのダウンロードができる
    • スマホでカメラの調整ができるので本当に便利ですね。今までのは別売り外部モニターと電源必須だったので、位置がズレてないかの確認がほんと面倒でした。
      録画データのスマホへのダウンロードもできるのでトラブル時もすぐ対応できます。
      ただし、このアプリ、録画設定等の変更もできるのですがほぼ使えません。
      (あとで詳しく書いてます)

ドライブレコーダー取り付け

本体は右サイドカバー内に設置
フロントカメラはフェンダー固定用のボルト穴を利用
リアはキャリアにケーブル固定用バンドを使って取り付け

本体やカメラの取付はYoutubeの動画で詳しく説明しています。
本体は右サイドカバー内に収まるようエアクリボックスに強力両面テープで張り付けています。電源やカメラのケーブルはエアクリボックスとリアのマッドガードの間に納めています。
ただ、本体は後に取付姿勢の問題でシート下に移設しました。

フロントカメラはステーをホームセンターの工作室で加工して作り、フロントフェンダーの純正取り付け用のボルト穴で固定しています。リアカメラは、キャリアにケーブルを壁などに固定するためのバンドを使用して取り付けました。

その他、マイク付コントローラー、GPSアンテナはハンドル周りに取り付けています。

アプリでカメラの映像確認

スマホに専用アプリをインストールすることで、前後カメラの映像を確認することができます。アプリがなくても、都度SDカードを取り出して中身を確認すれば位置調整はできます。
このアプリで録画設定なんかも変更できる・・・ように見えますが、実際はほとんど変更することができません(後で説明します)

実際に使ってみた

前後カメラ、フルHD、音声録音機能付きのものです。新しくなって画質が向上しました。実際に走行した時の動画はYoutubeに上げているので見てください。

画質については向上していますが値段なりかなと思います。夜間はHDR機能があるはずなんですが効果が薄いようで対向車のヘッドライトで白飛びしてしまいます。
あと、エンジン回転数があがるとやっぱり画面が波打ってしまいますね。これは小排気量故の問題なのでいたしかたないといったところ。取付位置とか防振、振動吸収する素材を挟むと効果あるかもしれませんが、そこまで気にしていないのでこのままでいきます。

また、信号機のLEDも消えて見えるようなことはないです。このドラレコのカメラは前後カメラとも25fpsなので、西日本の60Hz地域では大丈夫そうです。ただし、東日本の50Hz地域では消えて見えることがあると思いますので注意してください。ドラレコも、高級機種だとフレームレートを27.5fpsとかにしてLEDの信号機対策しているものがありますので気になる人はそちらを検討してみてください。

ただし、いろいろと問題点があるので満点とはいきません。アプリの使い勝手や衝撃検知、録画データの上書き問題を考えると星2つです。

ドラレコとしては使えるんですが、イマイチ。詳しくは以下で説明します

AKY-958N よいところ

  • 本体がコンパクトなのでエイプのような小型車にも取付できる
    本体防水なのでサイドカバー内やシート下にも取付できます。
  • 前後カメラ同時録画に加え、音声録音もできる
    事故以外の交通トラブル時にも期待できそうです。
  • GPSアンテナ使えば日付や時刻を自動取得してくれる
    なくてもドラレコは使用できますが、日時はスマホと接続したときに同期します。

AKY-958N だめなところ

1.アプリで設定変更ができない

このドラレコ、モニタがないので設定やカメラ映像の確認はスマホに入れたアプリから行いますが、このアプリが思い切った仕様というかやっつけ仕様というか、すごい代物です。

録画ループの時間設定や衝撃検知レベルの設定、ホワイトバランスとかの項目があるんですが、項目が存在してるだけで選択肢が存在しなかったり、電源オフで初期化されたりと、実質設定不可能な項目ばかりです。唯一変更できるのはWiFi接続のパスワードだけ!

これ、ほかのドライブレコーダー用に用意したものを、そのまま使いまわしてるような気がします。あるいは、アプリ対応が間に合わずに見切り発車で発売して、あとでファームウェアアップデートで対応させるつもりなのかもしれません。

2.衝撃検知機能の設定ができないから誤検知の調整ができない

アプリ上では設定できる・・・ように見せかけて設定できないシロモノです。

このドレラコ、事故って衝撃検知すると「緊急録画」として通常とは別のフォルダにその瞬間の動画を保存する機能があるんですが、この衝撃検知機能の誤検知が多すぎて、常に緊急録画状態な感じになってしまいました。

しかも走行時の衝撃ではなくて、エンジンが高回転時に生じる振動も誤検知してしまいます。実際、停車時にエンジンふかしてみたら誤検知して緊急録画になりました。

3.本体の取付姿勢で誤検知の回数が変わる

上記の誤検知対策調べてメーカーのサイトを参照すると、このような場合はアプリで衝撃検知レベルを設定するか、本体を平置きにしてくださいとありました。やっつけアプリでは設定できないのでとりあえず本体をサイドカバー内横置きからシート下に平置きにしてみました。

シート下に詰め込み

平置きにしてみたら、誤検知の回数は減るんですが、それでも誤検知の回数大杉です。
というか本体の姿勢で誤検知の回数が変わるってのは問題なのでは?メーカーも本体の取付姿勢変えてくださいと書いているということはこの問題認識してるはず・・・? 
とにかく、これでは実質横置き不可となってしまいます

この横置き不可というのが私にとって大問題です。シート下に置いてしまうと、SDカード交換時にいちいちシートを外す必要があります。SDカードは定期的にフォーマット済みのものと交換して、書き込みエラーの防止やカード自体の寿命延命を行っていたんですが、これがすごくめんどくさくなります

そもそも、定期的にSDカード交換をしたかったから、すぐに外せるサイドカバー内に横置き設置できるAKY-958Nを購入しました。横置き不可とわかっていれば購入しません。

4.SDカードが一杯になると緊急録画の動画が上書きされてしまう

このドライブレコーダー、事故等の瞬間の衝撃を検知して通常とは違うフォルダに保存する緊急録画機能があります。しかし、SDカードの容量が一杯になるとその緊急録画で保存された動画も上書き保存されてしまいます。

つまり、状況次第では事故後もドライブレコーダーの電源が切れずに録画を続けてしまい、事故の瞬間が上書きされてしまうかもしれないということです。

車用のドラレコなら衝撃検知で録画した動画は上書き保護するものが多いと思っていたので、これも同様に上書き保護されるものと思っていました。
そこらへん購入前によく確認しなかった私のミスです。

ただ、通常は事故ったらそのまんまほったらかしにされることは考えにくいです。警察とか誰かがキースイッチOFFにしてくれるでしょうし、通常のドラレコの配線ではそれで問題ありません。問題になるのは、私のようにバッテリー直結にして、キースイッチとは無関係にしている場合です。

なぜバッテリー直結にしているかというと、駐車時のトラブル対策として常時録画できるようにするためです。私の場合はバッテリーにメインスイッチつけてそれでバッテリーの電源切れるようにしているので、そのスイッチでドラレコの電源を切ることで録画を停止できます。

このメインスイッチ、左カバー内に隠してあるので事故っても気づかれない可能性が高いのです。上書き保護がないと事故の瞬間が残らない可能性があり不安なのですが、これについてはメインスイッチをハンドル周りに移設するなりして対応ができるのでまだ何とかなる範囲です。というか実際にスイッチ移設するつもりです。

また、上書き保護があった場合、いつの間にかSDカードの容量が一杯になってしまい気が付かないうちに録画ができていなかった、ということはありません。古いものから上書きしていくのでSDカードが一杯になっても録画を続けることができるというメリットがあります。そのため、上書き保護の要不要については人によって分かれるところがあるかもしれません。

5.緊急録画モードから復帰できない不具合がある

Youtubeの動画内でも言及していますが、走行中何度か緊急録画モードになった後、復帰しない不具合が複数回発生しています。こう言った不具合があるのは困ったもので、停車してメインスイッチオフにしないといけないので非常にめんどくさいです。

というか、この緊急録画モード、転倒した場合でも動作します。その場合、誰かが起こすまでずーーーっと録画しっぱなしになります。転倒した直後はともかく、10分15分後まで録画してても仕方がないので、アプリで緊急録画モードの継続時間設定できるようになれば便利だと思います。

評価は★★☆☆☆ 星2つ

  • ドライブレコーダーとして最低限の機能は使える
  • 画質は値段なり、振動による画面の波うちは仕方がないといったところ
  • 衝撃誤検知と取付姿勢の関係、緊急録画モードから復帰しない不具合はなんとかして欲しい
  • アプリがやっつけ仕様なので、設定変更できるようになれば使い勝手はよくなるかも

アプリのやっつけ仕様、衝撃検知の誤検知と取付姿勢の関係、緊急録画モードから復帰しない不具合を考えると星2つといった評価です。

ドライブレコーダーとしては使えるんですが、使い勝手が悪すぎるのは困ったものです。一応、ファームウェアアップデートで対応できそうな部分ではあるので今後に期待はしています。

購入を検討される場合は、値段を含めてそういうものだと割り切って考えてください。

私はドラレコとして最低限は使えるので、しばらく使ってみみます。
使い勝手に耐えられないようなら別のドラレコに交換するつもりです。

コメント